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スーフィズムはどうよ

1 :ルーミー:02/12/12 23:13
イスラーム神秘主義(スーフィズム)を媒介にすれば、
イスラームと他の宗教は融和できる罠

2 :仔猫:02/12/12 23:28
さりげなく2ゲト

3 :名無しさん@1周年:02/12/13 02:43
エニアグラムでも広めるのか?

4 :仔猫:02/12/13 03:04
・・・いや、俺は詳しくは知らない。西洋人の書いた解説本を
一冊読んだだけ。エニアグラムも知らない。ルーミーには興味
ある。スーフィーはイスラムの敬虔主義だと認識してる。
 イスラム世界のムーブメントになってくれると有り難い。今
は何だか終末論がブームらすいが。

5 :名無しさん@1周年:02/12/13 06:27
スーフィーは老荘思想と古神道に近いね

6 :名無しさん@1周年:02/12/13 13:58
東南アジアのイスラーム受容にやいては
スーフィズムが重要な役割を果たした。
ヒンドゥーとスーフィズムにも通ずる
ところが少なくないからである。

7 :名無しさん@1周年:02/12/14 02:17
チェチェン人はハジムリートというスーフィの一派なんだが、
彼らの名前にはバウーディさんというのがいっぱいいる。
これは何かというと、「仏陀」のチェチェン語訛りなのだ。
ハジムリートは仏陀をアッラーに遣わされた預言者の一人と認定していて、
チェチェンの伝承には預言者バウーディと蛇の話とか、
バウーディ絡みの逸話がいっぱいある。
まあ、スンニー、シーアのスーフィ以外のイスラムでも、
アッラーはムハンマド以前に人類の全民族に預言者を使わした、
とあるから、矛盾してはいないのだ。

8 :なるへそ:02/12/14 03:04



9 :名無しさん@1周年:02/12/14 12:06
メジャーな香具師ではイエスもそういうことになってるナー。

10 :名無しさん@1周年:02/12/14 14:35
スーフィズム関連雑誌記事

http://www.at.wakwak.com/~asia/islam/sufism_m.htm

11 :名無しさん@1周年:02/12/15 09:35
>>10
いろいろ研究されてんのね。
俺は井筒の研究には注目してるよ。

12 :名無しさん@1周年:02/12/17 21:50
ルーミーはいいね

13 :Sylvius ◆ToIdGGn6Qs :02/12/17 22:59
イブン・アラービーは英訳・仏訳が結構出ているので門外漢でも勉強しやすいです。Burckhardtの解説書とかWilliam C.Chittickの「メッカ啓示」抄訳とか個人的には大好き。

イブン・アラービー協会
ttp://www.ibnarabisociety.org/

14 :名無しさん@1周年:02/12/17 23:04
葦笛って、良い比喩だよナー。

15 :名無しさん@1周年:02/12/18 11:22
井筒じゃないけど、イブン・アラビー読んでると
老荘思想に読んでるような錯覚に陥るね


16 :名無しさん@1周年:02/12/19 00:57
井筒さんは、アメリカに消されたんだよ

17 :名無しさん@1周年:02/12/19 23:05
>>16
井筒の思想は危険だったの?

18 :名無しさん@1周年:02/12/21 20:06
アジア大道大連合の思想的基盤を考察する際には、
井筒学派の継承者ムラタの次の本は必読。
Chinese Gleams of Sufi Light: Wang Tai-Yu's Great Learning of the Pure and Real and Liu Chih's Displaying the Concealment of the Real Realm
by Sachiko Murata, William C. Chittick (Translator), Tu Weiming



19 :名無しさん@1周年:02/12/23 12:29
>>18
東亜共同体の哲学的基礎。

http://academy.2ch.net/test/read.cgi/philo/1018047037/l50


20 :Sylvius ◆ToIdGGn6Qs :02/12/23 23:46
サイード・フセイン・ナスルによれば、二十世紀最大のシェイフ、アフマド・アル=アラーウィーは、物質主義と近代主義に対抗するために(東洋に限らず)伝統的諸宗教間の協力を期待していたようです。
(「イスラームの哲学者たち」岩波書店、p.206参照)
諸伝統間の大同団結という重要な問題に関しては、井筒も「意識と本質」で引用しているLeo Schayaが、「エリア的役割」という面白い小論を書いてますよね。


21 :名無しさん@1周年:02/12/24 22:45
>>20
私はナスルのは好きです。
日本人にはシーア派的なのが合うのかな?

22 :Sylvius ◆ToIdGGn6Qs :02/12/25 08:05
>>21
シーア派と日本的メンタリティの親和性というのは考えたことがなかったんですが、どうなんでしょう。
個人的な印象レベルの話では、シーア派に漂う悲哀に判官贔屓的感情を喚起されたこともないではありませんが。
アンリ・コルバンもそうだけども、サイード・フセイン・ナスルはスーフィズムとシーア派の関連ということを非常に強調しますね。
クトゥプの概念とイマームの概念は本質的に同じだとハイダル・アモーリーが言ってるとか、イブン・アラービーは存在一性論やムハンマド的現実に関する彼の教義を定式化する際にシーア派資料を利用したとか書いている。
(Sufi Essays,State University of New York Press,p.111)

23 :名無しさん@1周年:02/12/29 00:59
東南アジアではヒンドゥー神秘主義と
スーフィズムは融合してるね。

24 :Sylvius ◆ToIdGGn6Qs :02/12/29 18:42
Ana al-Haqq!(ハッラージ)なんて、もろにヴェーダンタ的ですし。
この辺は井筒先生も比較しておられましたが、西洋ではすでに1925年にRene GuenonがL’Homme et son devenir selon le Vedantaの中でイブン・アラービーの教説とヴェーダンタの一致を色々指摘している。
彼はシャージリー教団に参入しカイロに移住した正規のスーフィーですが、ナスルにも深い影響を与えています。
(ナスルのギフォード公演原稿Knowledge and the Sacred,SUNY,p.100などにおける数々の言及参照)

25 :名無しさん@1周年:02/12/29 22:24
>>24
詳しいですね。


26 :Sylvius ◆ToIdGGn6Qs :02/12/31 22:37
>>25
いや、>>13で書いたとおりただの門外漢ですので・・・。好きな本を少し紹介させていただいただけです。もし興味をお持ちいただけましたら、ご一読いただければ大変幸いです。

あと、スフラワルディーはようやく邦訳も出ましたし、コルバンやウオルブリッジの対訳校訂版もあることですから、このスレで読書会などはどうでしょうか。
賛同してくださる方々がおられるようでしたら、少しづつレジュメを作ってみたいと思いますが・・・。

もちろん、他の話題があればお邪魔することはいたしません。

27 :名無しさん@1周年:03/01/02 01:11
>>26
いいですね。
是非お願いします。
ただし、自由な書き込みも平行する形で。

28 :名無しさん@1周年:03/01/02 23:57
異論なしです。勉強しましょう。

29 :Sylvius ◆ToIdGGn6Qs :03/01/03 11:06
大変ありがとうございます。
他の話題をお邪魔せぬよう、スレがdat落ちするのを防止する程度のペースで、スフラワルディーに関するカキコを少しづつ続けたいと思います。間違いがあればご指摘いただければ幸甚です。

さしあたっては、主著「照明哲学(Hikmat al-Ishraq)」の読書会を進めたいと思いますが、参加してくださる方々の便宜のため、主要文献をあげておきます。この他の文献に関しては、これらの本の文献表をご参照ください。

サイード・フセイン・ナスル「イスラームの哲学者たち」(岩波書店)
第二章でスフラワルディーの思想が非常に手際よく紹介されています。

アンリ・コルバン「イスラーム哲学史」(岩波書店)
第七章に短い説明があります。

「岩波講座東洋思想第四巻・イスラーム思想2」(岩波書店)
クリスチャン・ジャンベ「スフラワルディーと照明哲学」がp.109以下に収録されています。

上智大学中世思想研究所「中世思想原典集成11」(平凡社)
スフラワルディー「光の拝殿」(小林春夫訳)がp.1103以下に収録されています。

John Walbridge and Hosseinhn Ziai(trans.),Yahya Ibn Habash Suhrawardi ,
The Philosophy of Illumination: A New Critical Edition of the Text of Hikmat Al-Ishraq (University of Chicago Press)
「照明哲学」の最新批判版テクストと英訳です。

30 :Sylvius ◆ToIdGGn6Qs :03/01/03 14:01
>>29の訂正

John Walbridge and Hossein Ziai(trans.),
Suhrawardi,The Philosophy of Illumination: A New Critical Edition of the Text of Hikmat al-Ishraq (Brigham Young University Press,1999)

31 :名無しさん@1周年:03/01/06 02:34
>>9

良スレなのに一人だけ分かってない奴が紛れ込んでいる罠

32 :名無しさん@1周年:03/01/06 17:35
サイード・フセイン・ナスル「イスラームの哲学者たち」(岩波書店)
アンリ・コルバン「イスラーム哲学史」(岩波書店)
は持ってます。
このあたりからだとありがたいのですが。


33 :名無しさん@1周年:03/01/07 15:30
片桐ユズルの「聞け!葦笛の物語を」は素人には大変面白い読み物だったナー。

34 :名無しさん@1周年:03/01/07 15:59
>>31
ヒマだから、必死になってみるかナー。

>>9>>7の下三行に反応しただけだったんだがナー。
自分とこの教えはニュートラルかつユニバーサルなものである、という寓意をその手のお話に託すやり方は別に珍しくもないがナー。

右翼の人の好きな八紘一宇も似たような意味かもナー。アヒャヒャ

35 :名無しさん@1周年:03/01/08 22:00
>>34
意味分かってないね。
イエス(イーサー)は初めからイスラムでは代表的な預言者。
アダムに始まりノア(ヌーフ)、アブラハム(イブラヒーム)と続き、
イエス、ムハンマドに完成する一連の預言がイスラムであるというのが
イスラムでいうところの基本的な教え。
しかし、これら啓典に名の記されたひとびとの他に
アッラーが人類の全民族に預言者を遣わしていたが、
その民族に容れられなかったり、忘れ去られたりして、
今ではその名も分からない、というのがイスラムの教えの中にあるのだ。
だから、遅れてイスラム化した民族の中には
自分たちがイスラム以前に信仰していた宗教の教祖などを
イスラムの中に預言者として独自に解釈し、取り入れたものもある。
チェチェン人は仏教徒であったことはないと考えられているが、
チェチェンにスーフィズムがもたらされたとき、
すでにどこかで仏教世界と接した教えが伝わった可能性があるといってるのだ。

36 :35:03/01/08 22:04
>>1
>イスラーム神秘主義(スーフィズム)を媒介にすれば、
>イスラームと他の宗教は融和できる罠

という1の提示したテーマに関連する実例を挙げてみたの。
分かった?>34

37 :名無しさん@1周年:03/01/08 22:13
>>35

真ん中の「だから」の機能、いやむしろ最後の四行とそれ以前の脈絡がヴァカな漏れには理解できんナー…。

それはさておき、
>チェチェン人は仏教徒であったことはないと考えられているが、 (以下省略)

ほう、それは不勉強にして知らなかったナー。
結局は地縁がらみのことなのかナー?

だとしたら、漏れが勝手に思い込むところの宗教性についてはあまり関係ないナー。
邪魔したナー。


38 :名無しさん@1周年:03/01/08 22:21
あれ? 下四行じゃなくて三行だったナー。まあ、これで邪魔者は消えるからナー。

39 :名無しさん@1周年:03/01/09 00:32
まあまあ、楽しく
スフラワルディーを
読みましょうよ。

40 :Sylvius ◆ToIdGGn6Qs :03/01/11 23:24
ではまず、「照明学派の師」スフラワルディーの伝記的事実について簡単にまとめておきましょう。

スフラワルディーは西北イランのスフラワルドという村でヒジュラ歴549年頃に生まれたと推測されます。
彼はマラガやイスファハンで論理学・哲学・神学を学んだ後、20代には北シリアやアナトリアを放浪しつつ多くのスーフィーたちと接触し、禁欲的修行と瞑想の日々を過ごしたようです。

579年、30歳頃、彼はアレッポにやってきます。このときまでに彼は自己のプラトン主義的神秘哲学を確立していました。
それはまた、彼自身の主張するところでは、プラトンやゾロアスターがその主要な表現者であった古代からの叡智の復興でもありました。
主著「照明哲学」はこの二年後に書き上げられています。
彼はこの町で哲学者・神秘家としてたちまち頭角を現し、多くの弟子たちが彼の周囲に集まりました。

数々の奇跡的行為も行ったと言われ、魔術師であるとの評判まで立ったようですが、それについて伝記作家シャムス=ディーン・シャフラズーリーは次のように書いています。
「(スフラワルディーが魔術師であるという話は)まったくの作り話であり、離脱の兄弟団の諸段階(その頂点に彼は到達したのだ)についての完全な無知である。」

同じ頃、アレッポはサラディンの支配下に入り、彼はその統治を十代の息子アル=マリク・アル=ザーヒルに委ねます。
彼は後に「最大のシェイフ」イブン・アラービーの友人となる人物ですが、彼もまたスフラワルディーの熱心な弟子の一人となりました。
スフラワルディーはプラトニストとして、この若き大守に哲人王としての教育を施し、自身の政治的理想を実現することを意図したようです。

しかし、アル=マリクへのスフラワルディーの影響を快く思わない法学者たちの讒言を受け、自身も哲人統治の理念を嫌悪していたサラディンによって、587年、スフラワルディー処刑命令が下されます。
アル=マリクは、繰り返される命令にやむなく服従しました。

しかし、スフラワルディーの教えを受け継ぐ「照明学派」は、今日に至るまでイランに存続し、多くの影響を及ぼし続けています。
西洋においてはアンリ・コルバンが1930年代からその著作や仏訳を精力的に出版したことによって、広く知られるようになりました。

41 ::03/01/15 15:24
日本でのスーフィズム紹介には、常々疑問をもっています。
井筒氏は優れた思想者ですが、スーフィズムの実像をバランスよく紹介したとは言いがたい。
彼は、スーフィズムの最も高度に思弁的・哲学的な部分だけ(それしか彼は関心がない)を
取り上げて紹介していた。

中東の現実のスーフィズムというのは、教育程度の低い民衆に広がった、かなり迷信・俗信の
色の強い民衆信仰です。大きな教団もありますが、まあ、日本で言えば○○講、みたいな存在。
スーフィズムの行者というのは、インドの行者か日本の山伏みたいなもの。
スーフィズムの神秘主義というのは、無学文盲でクルアーンが読めない民衆でも、
ひたすら修行(瞑想、題目をひたすら唱える、苦行....)すれば、エクスタシーの中で
神を感じることができる、というのがミソだったわけで、クルアーンと法学者の権威から
自由になるための民衆の「イスラーム」としてできていった。

わたしは、現実のスーフィズムと井筒が論じるような高邁な哲学の関係は、
かつての日本の、念仏信仰の無学な民衆の意識と、親鸞の思想との関係みたいなものと思っています。


42 :名無しさん@1周年:03/01/18 23:39
だいぶ誤解してるね。この人。↑

43 :名無しさん@1周年:03/01/20 00:38
>>40
対話しよう。
待ってる。
http://life.2ch.net/test/read.cgi/psy/1042936647/l50
教養の羅列だけじゃまずいだろ。

44 :山崎渉:03/01/20 06:01
(^^)

45 ::03/01/24 17:10
>>42 誤解も何も、私はもう5年も某アラブのイスラ−ム世界に住んでおり、
実物のスーフィー教団(かなり有名、メジャーなやつ)やその信者たちを間近に見ていての判断ですが。
あなたは、実際のどこかのスーフィー教団の集会や信者集団を見たことがありますか?
例えばアル=アズハルに代表される正統的(と当面言っておくが)イスラームと
スーフィズムとの関係は、
再び例えて言えば、比叡山で経典を学ぶ仏教と、山伏の修験道との関係に
似ているといって間違いではない。
日本で出ている本だけでスーフィズムをイメージすると、現実と大きくずれる、
と言っているのです。

46 ::03/01/24 17:12
訂正
×「某アラブのイスラーム世界」
○「某アラブのイスラームの国」

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